ソラナックスはプラセボで効いてるだけなの?

ソラナックスの効き目ってプラセボじゃないの?

 

有用成分が入っていない薬の事を指して「偽薬(プラセボ)」と言います。医薬品の効き目を見極めるために利用される事が良くあります。また「これは○○のための薬です」とプラセボである事を伏せて勧められて、それを使うと、本当に効き目が表れるケースがあります。

 

(トリックがあるかどうかは別として)催眠術等もあるわけですから、抗不安剤に関しても「ただのプラセボなのでは」と思ってしまうかもしれません。そして、ソラナックスについても同じことを考えている方も存在するようです。

 

ソラナックスとプラセボの比較試験

 

ソラナックスとプラセボについてはさまざまな実験が行われており、プラセボより効果があることは繰り返しわかっています。例としては1980年の実験がありますが、ソラナックスとセルシン、そしてプラセボの比較試験が行われています。

 

アルプラゾラムとジアゼパムおよびプラセボとの比較は、明らかな不安を抱える外来患者235人にあった。この28日間の二重盲検試験において、アルプラゾラムはプラセボより有効であり、不安の症状を緩和する上でジアゼパムと本質的に同等であった。
アルプラゾラムは、ジアゼパムまたはプラセボよりも副作用の発生率が著しく低かった。
参考ページ:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6993446


アルプルゾラム=ソラナックス
ジアゼパム=セルシン

 

↑がその結論ですが、ソラナックス、セルシンともにプラセボよりも効果があり、なおかつソラナックスは副作用も少なかったと書かれています。

 

ソラナックスがあまり効かない場合は?

 

「プラセボの対照テスト」で抗不安効果をソラナックスが有している事は、きちんと明らかになっています。ですから、ソラナックスを飲んでも効かなかったとしても「偽薬効果が発揮されなかった」事が原因では決してありません。何か別の要因があるはずなのです。

 

まず、全ての医薬品には「個人差」「相性」が存在しますから、ちょうどその人とソラナックスの相性が悪かったのかもしれません。そんな折は、他の抗不安剤を試してみるのが良いと思います。

 

一例として「デパス」はかなり重宝されている抗不安剤であり、実際効き目を実感している人がたくさん存在します。ですから、ソラナックスで駄目ならデパス等にチェンジしてみると良いかもしれません。もちろん抗不安剤はデパスはソラナックスだけではないので、ドクターと相談して、きちんとした形で薬のチェンジを考えるようにしましょう。