ソラナックスのせいで朝起きられない・寝起きが悪いの?

ソラナックスで朝起きられない、寝起きが悪いのはなぜ?

 

不安自体はソラナックスで和らいでいるけれど、寝起きがかなり悪くなった……

 

というケースも少なくないようです。

 

医薬品のソラナックスはあくまで「抗不安剤」ですから、それほど眠くはならないはずです。では、なぜ寝起きが悪くなってしまう事があるのでしょうか?

 

 

ソラナックスを飲むと僅か2時間前後で血中濃度がマックスになります。そのため、頓服的な使い方もできる便利な医薬品であると言えます。ですが、半減期は14時間ほどもあります(=14時間は効き続けることが多い)。

 

ですから、ソラナックスを寝る前に飲めば、翌朝までは効き目がキープされるという事になります。

 

そして「元々ソラナックスで眠くなりやすい体質」が重なってしまうと、翌朝起きるのがつらいということになります。「眠気に襲われにくい」というのがソラナックスの特徴ではありますが、それでも約4.31パーセントの確率で副作用としての眠気に襲われるとされています。そして、眠気が翌朝起床する段階で生じてしまえば、寝起きがおかしくなったり、起きられなくなったりする確率が高いです。

 

>>ソラナックス【副作用・断薬時の離脱症状を避ける方法】

 

では、ソラナックスにより寝起きが悪くなってしまった場合、どのような対策を取ればいいのでしょうか。既に説明した通り、ソラナックスを飲むと最低でも14時間前後は効き続けるわけですが、夜には飲まないようにして、翌朝に響かないようにするという方法があります。

 

通常、成人にはアルプラゾラムとして1日1.2 rを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。増量する場合には最高用量を1日2.4 rとして漸次増量し、3〜4回に分けて経口投与する。高齢者では、1回0.4 rの1日1〜2回投与から開始し、増量する場合でも1日1.2 rを超えないものとする。
参考ページ:ソラナックス添付文書

 

ソラナックスの飲み方と飲む量については上記の通りであり「通常、1日3回」の服用と記載されています。つまり、場合によっては2度だけにしておいても良いという事です。

 

となれば、朝方と昼間にだけソラナックスを飲むようにして、翌朝に響きにくくするというのも良いかもしれません。

 

また、抗不安剤はソラナックスの他にも様々に存在します。まず「デパス」は効き目が7時間前後しか続かないので、ソラナックスよりも早く効き目が切れる可能性が高いです。ですから、デパス等に切り替えれば、起床しにくいなどのトラブルが起きにくくなるはずです。ただ、この辺りの判断は一般人には難しいので、医師に判断してもらうようにしましょう。

 

精神科に通っていると、複数の医薬品を併用する事になる場合もあります。ソラナックスの他に、例えばレクサプロやアモバンを一緒に飲む事になるかもしれません。一緒に出される医薬品の大半に睡眠作用がありますので、ソラナックスと言うよりはむしろ別の薬の睡眠効果が原因で起床し辛くなっている場合も多いです。ソラナックスにも睡眠効果がある事は確かですが、ソラナックスの利用だけをストップしても、結局寝起きの悪さはが改善されない可能性が高いです。

 

複数の医薬品を併用していると耐性が付きやすいですし、依存もしやすくなります。そのため、薬を止められなくなる可能性が高いです。ですから起床しにくい場合は、飲む薬を減少させていく事を検討した方が無難だと思います。