ソラナックスの半減期は?効果時間はどれくらい?

ソラナックスの半減期は?効果は何時間くらいつづくの?


ソラナックスの持続時間はどのくらいでしょう。それを知るにはまず半減期を調べることです。ソラナックスの半減期は以下のとおりです。

 

血中濃度最大時間 半減期
約2時間 14時間

 

ソラナックスの血中濃度最大時間は2時間です。これは、ソラナックス服用後に薬成分の血中濃度が最大になる時間であり、服用して2時間後に薬の効果がもっとも強くなるということです。一般的な不安薬・睡眠薬と比較すると、2時間というのは短い時間であり、頓服として多く利用されている理由でもあります。

 

なお、半減期は比較的長めで、14時間ほどです。血中濃度最大時間は短いですが、わりと効き目が長いことが特徴といえます。

 

睡眠導入剤にはいろいろな種類がありますが、作用時間によっても分類されています。持続時間が短い超短時間作用型は、寝つきの悪い患者さんなどに使用されます。長時間作用型になると持続時間はいっきに長くなり、なかには50時間を超えるほど強力な薬もあります。ソラナックスについては、中間作用型に分類されます。睡眠導入剤としては、持続時間は中間くらいといえるでしょう。

 

ソラナックスを飲み忘れたときは?

 

ソラナックスは添付文書上では「1日3回の服用」となっていますが、症状や医師の指示などによって、服用タイミングはまちまちになります。とはいえ、多くの場合は「就寝前」に服用する場合が多いでしょう。もし就寝前に服用している場合、疲れて飲むのを忘れて寝てしまうことも多くなってくるはずです。

 

原則としては、飲み忘れた場合は、思い出したタイミングで服用すればOKです。ソラナックスの血中濃度最大時間は120分程度なので、60分くらいたつとだんだん効果が出てきます。なので、飲み忘れて眠れない、となった場合も、その段階で服用すれば、眠るのが遅れることはそれほどないでしょう。

 

就寝前ではなく日中に服用している場合も、もし不安を感じ始めたらそのタイミングで服用するのでも構いません。もともとソラナックスは頓服としても使用できる医薬品なので、飲み忘れのダメージはそれほど大きくはありません。

 

ただ、飲み忘れた次の日に、2倍の量を服用する、というのはやめましょう。血中濃度が高くなりすぎて、眠気・ふらつきなどの副作用が強く出てしまう恐れがあるからです。

 

それと、飲み忘れをできるだけ防ぐ方法も考えておきましょう。就寝前だと飲み忘れやすいので、夕食後に服用するといった工夫をして、習慣づけしてしまうのも手です。

 

肝障害・腎障害がある際の血中濃度に着目

 

ソラナックスを飲むと120分前後で血液中の濃度がマックスになります。そこから血液中の濃度は徐々に下がっていきますが、半減期が比較的長いので、身体から消滅するまでにはかなり長時間を要するという事を覚えておきましょう。ソラナックスの排泄や代謝を、腎臓や肝臓が頑張って進めていくので、血液中の濃度が下がっていってくれるのです。

 

そのため、腎臓や肝臓が衰えていると(腎機能障害、肝機能障害等)、排泄や代謝もされにくくなるという事になります。そうなると、ソラナックスに関しても排泄や代謝がされにくくなって、血液中の濃度が濃くなり過ぎたり、血液中の濃度が下がるまでに異常に時間を要してしまったりする事になります。そうなると、ふらつき・めまい・強い眠気等の副作用に襲われる可能性が高くなってしまう事になります(ただし、ソラナックスはそもそも副作用があまり生じない医薬品ではあります)。

 

ですから肝臓や腎臓が衰えているのであれば、ソラナックスを飲む分量を減少させる事になる可能性があります。その辺りの判断は一般人にはできませんから、医療機関に判断してもらうようにしましょう。また、健康診断や人間ドックにおいて、腎臓や肝臓に問題がある事が判明した場合も、同様の措置を取る事になるはずです。

 

持続時間は個人差がある?

 

ソラナックスの半減期はおよそ14時間です。半減期と持続時間は同じくらいと考えられます。ソラナックスを服用して半日強たつと、薬成分の血中濃度は半分に減ります。したがって、効果はかなり薄くなっていると考えられます。ただし、半減期には個人差があり、これにあてはまらない場合もあるため注意が必要です。

 

ただし、これはすべての人に当てはまるわけではありません。まれに薬の影響を受けやすい人がいるからです。そうした場合、効果が2〜3日続くこともあります。半減期が14時間の薬では、28時間後の血中濃度は1/4になりますが、28時間を過ぎても効果を感じることがあるのです。

 

ただし、どんなに薬に敏感な人であっても、3日もたてば血中濃度は1/8以下になります。つまり、ほとんどの人が、3日以上効果が持続することはないと考えられます。

 

重要なイベントの前はどうする?

 

重要なイベントや、今後の人生を左右する試験など、ソラナックスの効果が残っていたら困りますよね。では、絶対に失敗できない日はどうしたら良いでしょう。

 

対策としては、ソラナックスの服用をいったん中止する方法があります。ソラナックスの半減期は14時間ですから、念のため丸一日は薬を飲まずに薬成分が身体から抜けるのを待ちます。ただし、個人差もあるので、薬の影響を受けやすい人は、さらに長めに時間をあけておくと安心でしょう。